アイコンサルティング株式会社

観光材育成、観光危機管理研修/コンサルタント/インバウンド多言語案内表示看板制作施工                                                  お問合せ:098-917-2039 (具志頭)                            

< 2024年07月 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
てぃーだイチオシ
カテゴリー

先月、微力ながら観光危機管理研修を終えた。

その際に参加者の方から「無線機」の話が出た。

私の記憶では500mw以下であれば総務省(那覇にもあります)に申請してコールサインをもらえる仕組みになっています。
中学の時にCB無線をやっていてその時の空中線電力(出力/パワー)500mwでコールサインが「D100」でした。

が、ネットで検索すると「1W」の空中線電力のトランシーバーが販売されていますが「1W」

総務省令では下記の通り規定されています。
http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/proc/free/

100mwでも申請はしないといけないと思いますが、100mwはせいぜい1km~5km程度の通話範囲でしょうね。
特に電波形式がFMだと。
AMだと多少遠くに飛ぶと思いますが、災害の際には地殻変動等で「電磁波」が乱れている場合があると考えられますので平常時に比べて雑音等弊害があるかもしれません。

さて「1Wの空中線電力」ですが、これは免許が必要だと思われます。
免許がなくても「総務省への届け出」「コールサインの発給」などがあると思いますが、私の記憶では(法改訂などで緩和されているのかな?)1Wのトランシーバーは無免許だと電波法に違反し罰金または懲役が科されます。
※つまり違法

ビーチなどを併設されているホテル様は「500mw」のトランシーバーにFM/AMがあるのを探すのも良いかと思います。
が当然「申請」が必要。

注意ですがネットで販売されている「アメリカ製」のトランシーバーは空中線電力が1Wなどもありますので要注意です。

100mw(要申請/または国内メーカー確認)のトランシーバーを数台に分けて使い、「伝言」で遠くまでの被災情報の収集、発信など工夫する事も必要かもしれません。

お客様または従業員の方でアマチュア無線免許を持っていらっしゃる方がいてトランシーバーがあれば重宝すると思いますが・・・・・

情報の発信、収集は災害時は難しいですね。
電力が寸断されたり予備電力稼働されても相手先が電力が復旧されてない場合不通になります。
また電力が使えても電話回線では「トラフィック制限」がかかったりして通話ができない状態が数時間~数人続く場合もあるかと思いますので「代替品」をマニュアルに規定することをお勧めいたします。
(衛星電話、ネット、LINE、携帯のSNSなどを含む)

これはアマチュア無線3級が必要。50W出力。
が、災害時は車のバッテリーからの給電なしでは通信不可です。




ありがとうございます

今年も過ぎようとしております。
2016年は弊社をご愛顧有難うございます。
また次年度も宜しくお願い致します。


次年度は兄弟会社のオフィスアイシーシー共々「外国人観光客」増加に伴う観光産業のさらなる発展に防災、観光危機管理を切り口に邁進していきます。

①多言語蓄光シールの販売
②多言語誘導看板制作施工
③危機管理研修
④人材育成事業
⑤その他事業(人材育成に係る一切の業務)

2017年もまたオフィスアイシーシーも宜しくお願い致します。

具志頭朝一


2020年東京オリンピック時は多くの外国人が来日いたします。
その際の「多言語案内表示」が大いに必要になってくるものと考えます。


平成28年7月入域観光客統計概況より
沖縄の外国人観光客入域者数推移


英語圏、中華圏、韓国からのお客様は増加しているのですが、同時にフランス・ロシアからもクルーズ船
の寄港により増えているとのこと。

これまで沖縄県は何とか「英語・中国語・韓国語」の片言が通じた状況はあったが、さすがにフランス語
やロシア語、イタリア語などこれまでマイナーな入域者が増加した際に「おもてなし」の1つとして、また
外国人観光客の安全を守る為の「多言語避難案内表示」は準備していたほうが良いのではないでしょうか?



弊社では翻訳会社の協力の基、「多言語インバウンドシール」を発売いたします。

特に弊社は「危機管理」という側面から日本人以外にも多くの外国人の方々へも
安全に速やかに避難して頂きたいと考え「多言語インバウンドシール」を発売
いたします。

対応言語は
英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語、ロシア語、フランス語、イタリア語
スペイン語、ポルトガル語そしてタイ語の10言語に対応しております。
(関連会社/オフィスアイシーシーのプロの翻訳者による翻訳)

シールの種類は
■通常のシール
■蓄光シール

【用途】
館内看板
■多言語階層案内表示看板
■避難口・非常口・避難所等災害時誘導案内シール

言語及びシールの種類、形などカスタマイズなども可能。

例:通常シールで「日本語、英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語」の5言語。





※使われている外国語はサンプルで入れておりますので、ネイティブ校正はかけていないためそのままそのままの使用は避けて下さい。


他にも多言語での看板制作・施工(避難喚起、注意喚起)も承っております。
インバウンド看板に関しては翻訳・デザイン等提案・制作・施工まで一貫した
サービスをご提供。

特に「避難喚起」「避難場所への案内」などは今後観光立県沖縄と観光危機管理を
強く推し進めているわが県にとって有効な商品になると思います。

※消防法には接触はいたしません。
【価格】
※10枚より受注
150㎜×150㎜
日本語+1言語
■非常口
■避難口
2,200円(税別)/1枚
1言語翻訳追加ごとに200円/1枚追加料金

①カスタマイズ化
他にも上記の文言以外にも翻訳+蓄光シールなどはお問合せ下さい。
翻訳の必要な文字数及びネイティブ校正を経て蓄光シールを作成いたします。
(例:館内案内)
②サイズ・内容によって価格も異なりますのでお問合せ下さい。
③飽和状態から約1時間~2時間は視認確認可能。


お問合せ先
アイコンサルティング株式会社
避難シール・看板担当/具志頭
098-917-2039




必見!

ホテル、病院、大型スーパーのご担当者の皆様

弊社は12月より下記の「避難誘導シール/蓄光シール」を販売します。
これは昼間の光または蛍光灯の光を蓄光して停電や火災などで店内、場内、施設内の光度が落ちた際に迅速に蓄光されたこのシールが光り、円滑に迷うことなく非常口へ誘導してくれます。

特に大きい施設や廊下の長い施設で非常口が複数ある施設においてはその威力は絶大です。
災害時には誰しもパニックに陥ります。
正常性バイアスになる方々もいらっしゃるかと思いますが、これがあればたとえ正常性バイアスの方でも非常口にはたどり着けますね。

蓄光してから1時間は蓄光した明るいです。



昼間蛍光灯の下で1時間蓄光。


停電または夜の照明がl消えた際の光度


約1時間後

日本語・英語の既製品で1枚1,900円(消費税別途)
150mm×150mm
※矢印の方向性に気を付けてご発注下さい。
最低ロット販売20枚から。前金
※沖縄本島内配達いたします。

日本語・英語以外にも中国語・韓国語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・ロシア語・フランス語
もご用意できます。
※1枚の蓄光シールに3言語以上表記の場合はサイズが大きくなりますので価格が変動するので
お見積りを提出させて頂きます。
またこのサイズのほかに御社のニーズに合わせた大型、小型多言語蓄光シール
例えば案内表示や館内表示、禁煙表示、撮影禁止蓄光シールまたは透明シールなど
多言語にも対応しております。
(別途料金)

また小学校、保育園向けになどでは「非常口へ」を「ひじょうぐち」とか他の文言のひらがな表記も可能


発注ロット200枚以上で「防災研修2時間」を1回無料(通常価格30,000円+資料作成費)でご提供し受講者の方々の防災・減災意識を高め同時にホスピタルのある接遇意識高揚につなげる研修内容となっております。



この蓄光シールは今後2020年東京オリンピックに向けての外国人観光客への注意喚起や安全性をアピールする事でしょう。
一考してみて下さい。

【お問合せ】
アイコンサルティング株式会社
098-917-2039または098-943-5370(オフィスアイシーシー内)
具志頭(グシカミ)まで
info■oki-icon.jp(■を@に置き換えて御送信下さい)

今月の25日に向けての研修用テキスト作成。




沖縄県観光危機管理って結構面白いもんだ。

防災士の資格はもっていて一定の災害知識は持っているが、この計画の研修となると防災士の分野とは若干相違があって資料を読み漁ったりネットで情報を漁ったりと学習時間が増えた。

本来、防災というか減災に努める事が防災士の役目の1つではあるが観光危機管理は観光産業を守り維持するためのシステムなので勝手が違うが、かれこれ3回ほど口足らずではあるが研修を行ってきたため、今後の沖縄県での観光産業をいかに危機に対応し、早期復興に努めるかのお役にたてればと四苦八苦中です(笑)

特にホテル事業者様はもちろんだが大型量販店、スーパーなど大勢のお客様が集まるところでは火災訓練だけでは足りないのではないかとも思ったりする。

地震・津波はなぜ起こるか?が重要ではないのと私は地震学者でもないのでこの点は学術的には説明はできません。
(メカニズムの一般常識程度であれば話せますが)


地震が起こった。津波が来る。
さて「どうするか」を今従業員の方々に知ってもらう必要があるのではないでしょうか?

地震が起こった。
「どうすれば自分の命、お客様の命、そして大切な家族の命」を守るか?
「避難する際にどうすればいいの?」
「津波はどれくらいの速さで来るのか?」
「であればどのように避難すれば良いのか?」
云々をそろそろウチナーンチュも真剣に考えないといけないと思います。

なぜなら「天災は忘れたころにやってくる」のですから。
そして直近ではチリ沖地震の津波もありましたよね??

沖縄で地震が発生しなくても海に囲まれた沖縄。津波の影響は大きいです。
十数年前にもチリ沖地震の津波で沖縄でも被害や死者がでました。
1700年代には明和の大津波で1万数千人の犠牲者がでたとのこと。

だから「今から備えないといけません」よ!!

会社概要

アイコンサルティング株式会社

●沖縄県那覇市首里儀保町1-21-9
※宜野湾サテライト事務所
※宜野湾市大謝名ー27-2
●平成23年2月22日設立
●代表取締役 具志頭朝一
●資本金300万円
●TEL 098-917-2039 
メール info■oki-icon.jp(送信時は■を@に置き換えて下さい)

【業務内容】
■観光人材育成部門
※英語、中国語、韓国語クラス企画運営
■防災コンサルティング部門
※防災マニュアル作成支援業務
※防災パンフレット・冊子企画・作成等印刷業務
※避難誘導看板企画制作施工全般
※避難誘導蓄光シール(多言語)制作販売
※防災無線等設置業務

※印は防災部門における業務内容


避難誘導シール

近日発売予定です。
サンプルは日本語、英語になっておりますが、多言語化可能。
※翻訳会社のネイティブ校正をもって「非常口」以外のお客様のニーズに合わせた
文言を翻訳+ネイティブ校正をかけるので安心した誘導標識になります。
デザイン・大きさはカスタマイズ可能。

英語、中国語繁体字、中国語簡体字、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、タイ語に対応。



下に貼り付けられている「消火器」の表示と見比べてみてください。

室内にも張りるけられます。



災害時の際に停電になってしまっても約1時間は昼間の日光や照明でし蓄光し、停電や夜間に光り非常口や
避難場所まで誘導。

外国人観光客が増加してくると地震や火災などの災害において日本人同様パニックに陥るが、一番のパニックの
要因は「正確な情報」。
有事の際に「非常口」までを安全に日本人をはじめ外国人観光客のパニック抑制にもなると思います。

この蓄光シールは停電時に非常口に誘導してくれます。
①取り付け場所は、非常口へ誘導できるように廊下壁下。
②売店やフロントなど大勢のお客様が集まる場所で非常口までが遠い場所。
※日本人であれば「非常口は?」と聞けますが、外国人は言葉の壁があります。

約1時間はお客様を非常口まで誘導してくれます。

2016年10月は石垣で停電。そして東京。
地震ではなく「落雷」が原因ではないかと言われています。
地震はいつくるかという現時点では予測不可能ですが、落雷はある程度予測可能です。
(といっても積乱雲や他の気象条件が合えばですが)

弊社では今後「多言語電照看板」の企画・設置を請け負う企画を進行中!!

まずはお問合せ下さい。
アイコンサルティング株式会社
098-917-2039 または info■oki-icon.jp(送信時は■を@にして下さい」
担当/具志頭

業務

2020年東京オリンピック時は多くの外国人が来日いたします。
その際の「多言語案内表示」が大いに必要になってくるものと考えます。

平成28年7月入域観光客統計概況より
沖縄の外国人観光客入域者数推移


英語圏、中華圏、韓国からのお客様は増加しているのですが、同時にフランス・ロシアからもクルーズ船
の寄港により増えているとのこと。

現に首里城ではこれまでの外客以外にもフランス人・ロシア人観光客も増えているらしいです。
仮に2020年の東京オリンピックで空手会場が沖縄に決まれば、当然に英語圏・欧州圏・南米圏からの
入域者数が増えてくるものと考えます。


これまで沖縄県は何とか「英語・中国語・韓国語」の片言が通じた状況はあったが、さすがにフランス語
やロシア語、イタリア語などこれまでマイナーな入域者が増加した際に「おもてなし」の1つとして、また
外国人観光客の安全を守る為の「多言語避難案内表示」は準備していたほうが良いのではないでしょうか?



弊社では翻訳会社の協力の基、「多言語インバウンドシール」を発売予定
でございます。

特に弊社は「危機管理」という側面から日本人以外にも多くの外国人の方々へも
安全に速やかに避難して頂きたいと考え「多言語インバウンドシール」を発売
いたします。

対応言語は
英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語、ロシア語、フランス語、イタリア語
スペイン語、ポルトガル語そしてタイ語の10言語を対応しております。
(親会社/オフィスアイシーシーのプロの翻訳者による翻訳)

シールの種類は
■通常のシール
■蓄光シール
■反射シール

館内看板
■多言語階層案内表示看板
■避難口・非常口・避難所等災害時誘導案内シール

言語及びシールの種類、形などカスタマイズなども可能。

例:通常シールで「日本語、英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語」の5言語。

※使われている外国語はサンプルで入れておりますので、ネイティブ校正はかけて
いないためそのままそのままの使用は避けて下さい。


他にも多言語での看板制作・施工(避難喚起、注意喚起)も承っております。
インバウンド看板に関しては翻訳・デザイン等提案・制作・施工まで一貫した
サービスをご提供。

※現時点では反射シール、蓄光シールの
①販売価格の設定
②汎用版のサイズと文言
③販売方法(現時点では沖縄県内)
④最少ロット
などを検討中です。

特に「避難喚起」「避難場所への案内」などは今後観光立県沖縄と観光危機管理を
強く推し進めているわが県にとって有効な商品になると思います。

また、県外への販売は今後ネットを通じての販売を検討中です。

お問合せ先
アイコンサルティング株式会社
避難シール・看板担当/具志頭
098-917-2039




熊本

翌日21日(火)はレンタカーで南阿蘇村、阿蘇市へと向かう。

カーナビを南阿蘇村役場にセッティングしてホテルを出る。
国道57号線を東向けにナビの音声に従って車を走らせると山道に入った。
入るころは何ともなかったが、徐々に「霧」が発生。

前方を走る車との車間距離を取りながら(取っているつもり?)、テールランプの後を追いかけるように
走る。

その後「阿蘇市」にある道路に出てこれは「阿蘇山」かな?この山を見ながらナビの音声に従って
南阿蘇村を走る。

しかし、ナビは正常に反応してくれず、途中途中で道路標識を頼りにしながら走っていると
「阿蘇市内」に入ってしまった・・・・・

突然の阿蘇市内入りで「市役所」にお伺いしてお話を聴いてみようとアポを取る。
しかし、昨晩(20日)発令された「大雨注意報」「土砂災害警報」などの対応でとてもではないが対応できない
とのご返事。

ごもっともです。
非常事態宣言が出された中の「突然の訪問」はどこでも断られるものです。(反省)

その後、看板を頼りに「南阿蘇村」を目指す。
山道をナビの音声と勘を頼りに南阿蘇村役場を目指すが、途中途中で「通行止め」の看板があり侵入できない。
いろいろと山道を走っていたら「南阿蘇村役場久木野庁舎」に着いた。
が、職員の方々が忙しそうに出入りしていたのでそこを後にして「南阿蘇観光協会」への訪問を事前にアポ取り
をしていたので、架電する。
が避難されていたのだろうか? 誰も出ない。
何度かかけたりスマホで連絡先の確認を取りながら架電するが不在。
時間は14時を過ぎていた。
「このままでは危ない」と思い熊本市内へ戻ろうとナビを熊本市役所にセッティングした。
が役に立たない。
何度か「立ち入り禁止」の看板を迂回して走る。
数台の車が前を走っていたのでそのあとを走ると一番前の車のテールランプが赤く点灯する。
「うん}と思い車外に出るとそこは道路が冠水しており通れない。
元来た道を再度走る。
が看板やナビそして山道を思い出しながら走る。
ほどなくして国道57号線に出る。通った道。

その後、再度ナビを熊も市役所にセッティングしてあの霧深かった山道を走る。
が、土砂災害などがあるのではおと思いながら窓をあけて走る。

というのも土砂災害の際には一種独特なにおいがするとのこと。
土臭さなどだと聞いていたので窓をあけて「嗅覚」を全開にして山道を走り続けてようやく大きな元来た道に
でる。
そしてナビ通りにホテルへ着いたのが夕方の5時過ぎ。
もしあの時(久木野庁舎)に奥まで入っていればその日にホテルに帰れただろうか?
またはもしかしたら土砂に巻き込まれたのではないかと思うと被災した方々には大変失礼な感情だが
「何事もなかった」といったこれまでになかった安堵感を感じた。

この熊本滞在初日の夜から本地では「大雨警報」「土砂災害警報」などで避難指示、避難勧告などレベルの高い避難警報が
出ていた。

「立ち入り禁止」の看板設置をされている市の職員へ「防災士カード」を見せる。
すぐに通してくれた。



穏やかな風情のある河川だっただろうが、多くの土砂で埋め尽くされている。

住人は避難されているのだろうか?
このブログを書き終えたのは7月7日。
あれから(6月20日)大雨等が続いている熊本地方。
この家は大丈夫か?

この熊本訪問をさせて頂いた中で多くの気づきや考えさせられた事があった。

10年位前だろうか?
沖縄地方でも1ヵ月の長雨があったのはご記憶の方もいらっしゃるかと思う。
この長雨の影響で確か中城村の崖崩れがありました。
ちょうど上の写真のような光景だったのを記憶しております。

台風でさらに通過後も湿った空気の影響で雨が降り続けたら・・・・
県民もそうだが、観光客の方々はせっかくの沖縄観光が楽しめないだろう。

そして
今、「テロ」の脅威もある。
同時多発テロ(9.11)の際には観光客が激減した。
当地ではなく遠く離れた土地での災害が影響をおよぼす。
何らかの「危機管理」は必要だろう。
「もしもの時」のための「身構え方」「考え方」は特に観光業を営んでいる方々は大いに関心を持って
頂きたい。
沖縄観光危機管理基本計画というのがあります。
これをまずは一読されてはどうでしょうか?

または研修等も弊社で承っております。
アイコンサルティング株式会社
具志頭 098-917-2039

熊本(避難所)

最初に
今だ天候の不安定な九州地区特に熊本の皆様にお見舞い
申し上げます。
また、文章自体が「よそ者」「避難者ではない人間」の目線で書いて
いるため、避難者の方々が読むと気分を害する表現もあるかと思う事を
予めご了承ください。


今回の熊本訪問は「防災士」の資格、知識を沖縄の観光産業にどう
活かせるのか?がテーマでした。
色々とお話をさせて頂いた団体様にはお礼を申し上げます。
また、行きたかった団体様へは天候の悪化により訪問ができず
また訪問させて頂いても災害(大雨による土砂災害等)への対応
や避難で十分にお話もできずまた、できないことも理解しながら熊本を
離れました。


今回は「避難所」のお話をさせて頂きます。

益城町を走っていたところ「体育館」があり避難所だとわかり失礼だとは
重々思いながら玄関口を通ったところ熊本県庁の職員の方が快く取材に
応じて頂きました。

中に入ってリーダーの方とお話をしながら避難所生活を拝見させて頂きました。


初めての避難所の風景。


避難所では「1人1畳」のスペースとなり隣とは1枚の布で仕切られており、プライバシーの
保護を図っています。
避難所は地域のリーダー及び県庁職員等行政マンに加え日頃から地域活動をされて
いる方々が管理をされていた。

空調の為の臨時ダクトの配管です。
中はこのためなのか?または多少乾燥していたのか?蒸し暑さは感じなかったです。

ここには「相談所」というのがあり避難生活で生じたさまざまな不具合等をみんなで力を
合せて解決していく・乗り越えていくといった雰囲気がここでは痛切に感じとられました。

さまざまな「お知らせ」「注意点」などが掲示されております。

新聞などの情報共有も必要です。

1人1畳のスペース。「窮屈さ」という概念は震災に合い、住む家を無くした事がない
我々にはそう感じるだろう。
だが、余震の続く中「自身を守る」「家族を守る」ためにはこのスペースは「安全」への
一種の保障だと大変失礼な言い方で申し訳ないがそう感じた。

沖縄では地震が近い将来発生するかは不明ではあるが、台風の際の「一時避難所」
または観光客の「一時避難所」設置に関してはここの避難所の事例は参考になるのでは
ないかと思う。

1.管理者がリーダーシップを発揮している。
2.さまざまな情報共有の場がある。
3.相談室など困った事があればそれを解決する組織がある。
4.今はすでにいないが子供たちの「心のケア」をされている方々が
いてそれを住民自ら引き継いでいる。
5.食料品等生活必需品がしっかり管理されている。
6.平時より地域社会との関わりと信頼関係の構築。
7.情報の連携と統制そして管理

などなどです。
沖縄の観光危機管理ではこれからもこのブログで熊本訪問を通じて話させて頂きますが
「避難所の運営の仕方」は大いに参考になるのではないかといったお話を今後させて
頂きます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
アイコンサルティングスタッフ
具志頭朝一
1961年生まれ。
県立高校を卒業後名古屋の語学専門学校に進学、卒業。
帰沖して外食業界に入社(國場組)。そこで店長を経験しその後県内大手印刷会社に入社。約6年間勤務し翻訳会社オフィスアイシーシーを設立。この会社で「防災」事業を受託したのをきっかけに「防災」を意識する。2013年にアイコンサルティングを設立し2015年民間資格である防災士を取得し、「危機管理」への興味から沖縄県観光危機管理の研究を行いながら「危機管理」研修を実施し危機意識の啓もう活動を行う。
防災という観点から「気象」「地象」の知識も必要であると考え現在気象学の学習中。(2016年4月現在)