アイコンサルティング株式会社

観光材育成、観光危機管理研修/コンサルタント/インバウンド多言語案内表示看板制作施工                                                  お問合せ:098-917-2039 (具志頭)                            

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熊本

翌日21日(火)はレンタカーで南阿蘇村、阿蘇市へと向かう。

カーナビを南阿蘇村役場にセッティングしてホテルを出る。
国道57号線を東向けにナビの音声に従って車を走らせると山道に入った。
入るころは何ともなかったが、徐々に「霧」が発生。
熊本
前方を走る車との車間距離を取りながら(取っているつもり?)、テールランプの後を追いかけるように
走る。

その後「阿蘇市」にある道路に出てこれは「阿蘇山」かな?この山を見ながらナビの音声に従って
南阿蘇村を走る。
熊本
しかし、ナビは正常に反応してくれず、途中途中で道路標識を頼りにしながら走っていると
「阿蘇市内」に入ってしまった・・・・・

突然の阿蘇市内入りで「市役所」にお伺いしてお話を聴いてみようとアポを取る。
しかし、昨晩(20日)発令された「大雨注意報」「土砂災害警報」などの対応でとてもではないが対応できない
とのご返事。

ごもっともです。
非常事態宣言が出された中の「突然の訪問」はどこでも断られるものです。(反省)

その後、看板を頼りに「南阿蘇村」を目指す。
山道をナビの音声と勘を頼りに南阿蘇村役場を目指すが、途中途中で「通行止め」の看板があり侵入できない。
いろいろと山道を走っていたら「南阿蘇村役場久木野庁舎」に着いた。
が、職員の方々が忙しそうに出入りしていたのでそこを後にして「南阿蘇観光協会」への訪問を事前にアポ取り
をしていたので、架電する。
が避難されていたのだろうか? 誰も出ない。
何度かかけたりスマホで連絡先の確認を取りながら架電するが不在。
時間は14時を過ぎていた。
「このままでは危ない」と思い熊本市内へ戻ろうとナビを熊本市役所にセッティングした。
が役に立たない。
何度か「立ち入り禁止」の看板を迂回して走る。
数台の車が前を走っていたのでそのあとを走ると一番前の車のテールランプが赤く点灯する。
「うん}と思い車外に出るとそこは道路が冠水しており通れない。
元来た道を再度走る。
が看板やナビそして山道を思い出しながら走る。
ほどなくして国道57号線に出る。通った道。

その後、再度ナビを熊も市役所にセッティングしてあの霧深かった山道を走る。
が、土砂災害などがあるのではおと思いながら窓をあけて走る。

というのも土砂災害の際には一種独特なにおいがするとのこと。
土臭さなどだと聞いていたので窓をあけて「嗅覚」を全開にして山道を走り続けてようやく大きな元来た道に
でる。
そしてナビ通りにホテルへ着いたのが夕方の5時過ぎ。
もしあの時(久木野庁舎)に奥まで入っていればその日にホテルに帰れただろうか?
またはもしかしたら土砂に巻き込まれたのではないかと思うと被災した方々には大変失礼な感情だが
「何事もなかった」といったこれまでになかった安堵感を感じた。

この熊本滞在初日の夜から本地では「大雨警報」「土砂災害警報」などで避難指示、避難勧告などレベルの高い避難警報が
出ていた。

「立ち入り禁止」の看板設置をされている市の職員へ「防災士カード」を見せる。
すぐに通してくれた。
熊本

熊本
穏やかな風情のある河川だっただろうが、多くの土砂で埋め尽くされている。
熊本
住人は避難されているのだろうか?
このブログを書き終えたのは7月7日。
あれから(6月20日)大雨等が続いている熊本地方。
この家は大丈夫か?

この熊本訪問をさせて頂いた中で多くの気づきや考えさせられた事があった。

10年位前だろうか?
沖縄地方でも1ヵ月の長雨があったのはご記憶の方もいらっしゃるかと思う。
この長雨の影響で確か中城村の崖崩れがありました。
ちょうど上の写真のような光景だったのを記憶しております。

台風でさらに通過後も湿った空気の影響で雨が降り続けたら・・・・
県民もそうだが、観光客の方々はせっかくの沖縄観光が楽しめないだろう。

そして
今、「テロ」の脅威もある。
同時多発テロ(9.11)の際には観光客が激減した。
当地ではなく遠く離れた土地での災害が影響をおよぼす。
何らかの「危機管理」は必要だろう。
「もしもの時」のための「身構え方」「考え方」は特に観光業を営んでいる方々は大いに関心を持って
頂きたい。
沖縄観光危機管理基本計画というのがあります。
これをまずは一読されてはどうでしょうか?

または研修等も弊社で承っております。
アイコンサルティング株式会社
具志頭 098-917-2039
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プロフィール
アイコンサルティングスタッフ
具志頭朝一
1961年生まれ。
県立高校を卒業後名古屋の語学専門学校に進学、卒業。
帰沖して外食業界に入社(國場組)。そこで店長を経験しその後県内大手印刷会社に入社。約6年間勤務し翻訳会社オフィスアイシーシーを設立。この会社で「防災」事業を受託したのをきっかけに「防災」を意識する。2013年にアイコンサルティングを設立し2015年民間資格である防災士を取得し、「危機管理」への興味から沖縄県観光危機管理の研究を行いながら「危機管理」研修を実施し危機意識の啓もう活動を行う。
防災という観点から「気象」「地象」の知識も必要であると考え現在気象学の学習中。(2016年4月現在)