アイコンサルティング株式会社

観光材育成、観光危機管理研修/コンサルタント/インバウンド多言語案内表示看板制作施工                                                  お問合せ:098-917-2039 (具志頭)                            

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観光危機管理

とあるホテルの営業スタッフ様と談笑中に「ホテルでの災害対策」の話題に移る。

そこのホテルでも防災対策は行っているとのこと。
心強いです。
が色々と話を聞いた一部に
「家庭に残してきた家族がいる。その家族の災害時の身の安全がきがかりだ」と。

思うに「自助/自分や家族の命を守る助ける」
「共助/共に助け合う」

ホテル宿泊の方々に災害時での身の安全確保はホテルにとっては大きなキーワード。
でもその影には「家族」を犠牲にしていないか?と疑問に思った。

ちなみに知人に「消防士」がいるのですが、その家族は「仕事」としてその方の立場を
理解している様です。
台風災害の際には消防士や警察官、電力・通信関連は大変だと思います。
しかし彼らはそれなりに訓練されまた恐らく「仕事として危険に立ち向かう」覚悟
とその家族もそれなりに理解していると思う。

しかしホテルスタッフはこれら「危険に立ち向かう」事が本来の仕事でもないしその訓練
意識付けも行われていないのが普通である。

そのホテルスタッフが災害に際し宿泊客の避難誘導を行っているが、家族の事も気がかりでは
ないだろうか?

真の「おもてなし」とは心の余裕がもたらしてくれるものだと思う。
災害時のおもてなし=避難支援。
心の余裕がないと十分に支援はできないはず。

その心の余裕(家族の安全を確保できているという安心感)をいかにホテルスタッフなど観光産業
に携わる方々が持ってもらい充分な災害時は支援(おもてなし)ができるのか?
それも今後観光立県としての沖縄県の課題の1つだと思う。

マナー研修、接遇研修、語学研修などは日常的に行われているが、災害に対する研修は
どうあろうか?

今後弊社では「観光危機管理」というのを主軸に人材育成を行って参ります。



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プロフィール
アイコンサルティングスタッフ
具志頭朝一
1961年生まれ。
県立高校を卒業後名古屋の語学専門学校に進学、卒業。
帰沖して外食業界に入社(國場組)。そこで店長を経験しその後県内大手印刷会社に入社。約6年間勤務し翻訳会社オフィスアイシーシーを設立。この会社で「防災」事業を受託したのをきっかけに「防災」を意識する。2013年にアイコンサルティングを設立し2015年民間資格である防災士を取得し、「危機管理」への興味から沖縄県観光危機管理の研究を行いながら「危機管理」研修を実施し危機意識の啓もう活動を行う。
防災という観点から「気象」「地象」の知識も必要であると考え現在気象学の学習中。(2016年4月現在)